2014/01/09

Windows 2012: 仮想マシンの自動アクティベーション

Windows Server 2012 DataCenter Edition がインストールされたホスト OS (Hyper-V) の場合、仮想OSE (仮想マシン) は無制限に作成する事が可能です。

Windows Server 2012 R2 DataCenter Edition では、その無制限に作成可能な仮想マシンのアクティベーションを簡略化する Automatic Virtual Machine Activation (AVMA) という機能が追加されています。

要は、ホストOS のアクティベーションが完了しているなら、その上で動く仮想マシンのアクティベーションは自動でOKとなる(Microsoftと通信なし)という事みたいです。

検証環境やクローズの環境を仮想マシンで作成する場合、インターネット接続があるとは限らないですし、毎回、同じキーでアクティベーションしていたら、アクティベーションの上限回数も気にしないといけないですから、便利です。
# DataCenter 運用などでは特に有用ですね。

ただし、これが行えるには条件があります。

仮想ホスト : Windows Server 2012 R2 DataCenter Edition
仮想ゲスト : Windows Server 2012 R2 DataCenter , Standard , Essentials

という事で、まだまだ今後使える機能という感じですね。

やり方としては、仮想ゲストのプロダクトキーの入れ替えも必要です。
GUIから変更も可能ですし、"slmgr /ipk <プロダクトキー>" で行います。

設定するプロダクトキーはこちら。仮想ゲストで使用する Edition によって異なります。
EditionAVMA Key
DatacenterY4TGP-NPTV9-HTC2H-7MGQ3-DV4TW
StandardDBGBW-NPF86-BJVTX-K3WKJ-MTB6V
EssentialsK2XGM-NMBT3-2R6Q8-WF2FK-P36R2

今のところ、英語の情報しかないみたいですが、詳しくはこちらをご覧ください。
http://technet.microsoft.com/en-us/library/dn303421.aspx

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