Windows 8 で、ネイティブVHDブート環境を作ってみたんですが、いろいろと簡単になってたので書き残しておきます。ISOがマウント可能になってかなり楽になりました。
やり方は↓こちらのBlogをそのままです。
How to Create Windows 8 VHD for Boot to VHD using simple, easy to follow steps
http://blogs.technet.com/b/haroldwong/archive/2012/08/18/how-to-create-windows-8-vhd-for-boot-to-vhd-using-simple-easy-to-follow-steps.aspx
ざっくりとした流れは↓こんな感じでしょうか。
1. PC に素で Windows 8 をインストールする。
2. Windows 8 に Windows ADK をインストール。
3. "ディスクの管理" コンソールで VHD ファイルを作成。もちろん、VHDXでも可。
4. 作成した VHD を初期化してNTFSでフォーマット
5. Windows 8 の インストール ISOファイル を マウント (Windows 8 標準機能)
6. ADKの "展開およびイメージング ツール環境"を管理者として起動
7. Imagex を使って WIM から作成した VHD に OS を展開
imagex /apply E:\sources\install.wim 1 f:\
8. 一旦、VHDファイルを切断して、再度、接続
9. bcdboot コマンドでブートメニューに追加
展開する OS は WIM であれば OK です。
VHDX の場合は、Windows 8 or Windows Server 2012 になります。
なお、Windows Server 2012 の場合、imagexで展開するWIMファイルのイメージインデックスに注意が必要です。
上記Blogのコマンドの通りに、イメージインデックスを 1 のまま展開すると、"ServerStandardCore" (Standardエディションのサーバーコア版) がインストールされます。
WIM の イメージインデックスは DISMコマンド の /Get-WimInfo で確認できます。
1. "展開およびイメージング ツール環境"を管理者で実行
2. 「dism /Get-WIMInfo /WIMFile:"E:\Source\install.wim"」を実行
Windows Server 2012 (Volume Lisence版) のWIM のイメージインデックスは下記の通りです。
インデックス: 1
名前: Windows Server 2012 SERVERSTANDARDCORE
説明: Windows Server 2012 SERVERSTANDARDCORE
サイズ: 7,380,878,039 バイト
インデックス: 2
名前: Windows Server 2012 SERVERSTANDARD
説明: Windows Server 2012 SERVERSTANDARD
サイズ: 12,179,234,983 バイト
インデックス: 3
名前: Windows Server 2012 SERVERDATACENTERCORE
説明: Windows Server 2012 SERVERDATACENTERCORE
サイズ: 7,375,560,413 バイト
インデックス: 4
名前: Windows Server 2012 SERVERDATACENTER
説明: Windows Server 2012 SERVERDATACENTER
サイズ: 12,173,952,313 バイト
ちなみに、ブートに必要なファイルは、最終的にPCに素で Windows 8 をインストールした際に作成される System Partition (ドライブの最初のパーティション) に入っているので、Windows 8 がインストールされているパーティションについては、あとでフォーマットしてしまえば『フル ネイティブ VHD マシン』が完成します。
バックアップも簡単にできますし、VHDファイル を入れ替えるだけで環境をいろいろと切り替えれるので便利です。
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